今回は定期的にバドミントンを練習するためのチームの作り方について紹介します。
筆者はバドミントンの練習会の立ち上げから運営までを経験してきました。
現在はメンバーが50人ほどになるまで成長しています。
練習チームの立ち上げはこんな人におすすめ
・社会人になってもノックやパターンなどの練習がしたい!
・ダブルスばかりでなく、シングルスの練習もしたい!
・バドミントンのコミュニティを自分で作りたい!
・知り合いだけの練習チームを作りたい!
・バドミントンで副業をしたい!
実際に筆者は「社会人でもノックやパターンなどの練習がしたい!」と思い、
練習会に参加するのではなく、自分で練習チームを作ろうと考えました。
その結果、バドミントンでお小遣い程度ですが、副収入も得ています。
この記事を読んで、ぜひみなさんも自分の練習チームを作ってみましょう!
この記事を読むと分かること
・バドミントンの練習チームの作り方
・練習チームのを円滑に運営する方法
・バドミントンに必要なものをなるべく安く揃える方法
練習チームの運営方法については以下の記事で紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
練習チームを作るメリット
やりたい練習ができる!
社会人の練習会ではダブルスのゲーム練がメインとしている場所がほとんどです。
実際筆者は20~30チームの練習に行ったことがありますが、ゲーム練ではない
ノックやパターンをすることのできる練習会は2か所程度でした。
そのため、自分で練習会を開くと自分のやりたい練習をすることができます。
副収入を得られる!
社会人の練習会に参加すると2~3時間で700~1000円の参加費がかかるのが相場かと思います。
これは体育館代やポールとネットの貸し出し費用、試合用シャトル代を参加人数で割った値段を
想定して、主催者が決めて徴収しています。
その額は赤字にならないように設定しますので、当然ですが経費よりもお金が集まります。
うまく経費を抑えて、適度な参加費を設定すれば副業とすることも可能なのです。
筆者は1カ月(週に1回の練習)で1万円ほど副収入を得ています。
副業としては少ないですが、バドミントンの練習のついでに得られていると考えると
単純に参加者として練習するよりもいいですよね!
チームの方針を決める
さあ練習チームを作ると決めたそこのあなた!
まずやることはどんな練習チームにしたいか、チームの方針を決めましょう。
- ノックやパターンの練習ができる練習チーム
- シングルスがメインの練習チーム
などなど、今後の運営にも響きますのでしっかりと考えましょう。
スタートメンバーを募る
スタートメンバーは仲の良い友人で始めてもよし。
最近ではネットでの応募でも集めることができます。
SNSなどをうまく活用して、一緒に練習する仲間を見つけましょう。
練習場所を決める
バドミントンをするには体育館が必要です。
一般の方が体育館を用意するためには2つの方法がありますので、こちらを紹介します。
公共の体育館を予約する
「お住いの地域名」+”体育館予約”で調べてみましょう。
東京都では東京都スポーツしえ節予約システム
大阪府であれば大阪府自治体のスポーツ施設が予約できるWEBサービスであるOPAS
といったものが用意されており、好きな日時で予約することができます。
基本的には1コートから予約が可能ですので、まずは検索してみましょう。
予約できるようになるには個人登録、または団体の登録が必要になります。
また、人気の体育館では抽選となることが多いので、
個人登録の場合は、なるべく多くの人で予約し、抽選で当たりやすくしましょう。
料金は体育館によって違いますが、1コートの場所代やネットとコートのレンタルも合わせて
1000~1500円/1時間程度かと思います。
詳しくは利用する体育館の料金を確認してください。
近くの小中学校の体育館を借りる
地域には体育振興会というものが良く存在しています。
年配の方々が小学校の運動場を借りてゲートボールをしたり、
少年野球が運動場を借りたりしているのは、これにあたります。
まずは学校に電話してみましょう。通常の先生に伺ってもおそらく把握されていないので、
教頭クラスの先生に代わっていただき、確認してみましょう。
利用するには体育振興会にバドミントンをしたいことを説明し、
ママさんバレーなどすでに使用されている曜日もあるかと思いますので
体育館の使用できる曜日を確認しましょう。
料金は電気代のみのことが多く、3~4面で300~500円 / 3時間と格安!!
筆者的にはぜひともこちらの利用にチャレンジしていただきたいです。
ただし、体育館利用までの段階が多く利用までに時間がかかる点や
バドミントンコートのラインがない、など設備が不足している場合があるなど
やや難点があります。ですが、「地域の活性になる!」と
教頭先生も体育振興会の会長も喜んでくださることが多いです。
体育館利用のメリット・デメリット早見表
メリット | デメリット | |
公共の体育館 | ・比較的すぐに利用できる ・設備が整っている | ・抽選となることがあるので定期的に開催できない場合がある ・利用料金が高い |
小中学校の体育館 | ・決まった曜日を利用可能 (行事で使えない時はある) ・利用料金が格安 | ・利用開始までに少し時間がかかる ・設備が不足している場合がある |
練習日時を決める
スタートメンバーや使用する体育館を決めたら次は以下のような練習時間を決めましょう!
・1週間に開催する回数
・曜日
・時間
スタートメンバーが来やすい時間を選ぶのが大切です。
最初はやる気があっても行きづらい時間だと、継続するのが難しくなったりします。
話し合って全員が納得する曜日と時間帯を選びましょう。
必要なものを購入する
シャトル
これがないと始まりませんね!
シャトルはお好きなものを使用すると良いと思います。
安いものを選びすぎると、かえって早く壊れてしまうことが多いですので、最低でも
YONEXであればエアロセンサ400、GOSENであればGFN160
を使用することをおすすめします。
ちなみに筆者はエアロセンサ500を使用しています。
玉持ちが良く、打ち心地も良いです。
公式選ではニューオフィシャルが使われることも多いので、それに近い形で練習ができます。
あまり値段としては変わらないのでエアロセンサ600でも良いと思います。
エアロセンサ600は練習球としてはかなり良いです!
立ち上げ当初はノックシャトルがないと思いますので、必要な場合は
フリマで中古のシャトルを安く購入することをおすすめします。
体育館関係
利用する体育館にバドミントンのラインがない場合は自分たちで引く必要があります。
その場合使用する体育館にラインを張っていいかも確認しましょう。
定期的に使用する体育館であれば、張りっぱなしでも良いか、も確認しておきましょう。
また、コートを2面以上使用する場合、間にネットをかけることができます。
そのようにすると練習できる場所が増えますので
ネットは1つ持っておくと良いかと思います。
安くても問題ありませんが、数百円のものは短かったり、ペラペラだったりするので
ある程度の品質のものを購入することをおすすめします。
ルールを決める
参加方法
人が集まらなければ練習はできませんので、練習のある日に誰が参加するのかを
把握する仕組みが必要です。(シャトル管理の面でも重要)
ここでは筆者が行っている参加表明の方法を紹介します。
筆者はLINEのイベントを利用しています。
こちらで参加・不参加・未定に投票してもらう仕組みです。
使用する体育館がいつも同じなので場所は特に書かずに
時間帯とゲストの人数のみをタイトルに表示しています。
複数の体育館を利用している場合は
タイトルに体育館名も表示しましょう。
初めて参加のゲストの場合はネットでのやり取りで来てもらうことにしており
体験後、これからも来たいと思っていただけた場合グループLINEに追加しています。
参加費
参加費の基本的な考え方は
(体育館の利用料+シャトル)/ 参加人数
です。
参加した人数に合わせて日ごとに変動しても良いでしょうし、
どんな日も一定の参加費としても良いと思います。
筆者のチームでは体育館使用料がほぼ無視できるので一定の参加費をいただいています。
また、学生さんや女性の場合は100円引きとしても良いでしょう。
ある程度低い参加費を設定しても人数が集まれば、経費はカバーできます。
途中で参加費は変更しても良いと思いますので、
試行錯誤してちょうどよい値段を探ってみると良いでしょう。
練習の流れ
体育館の使用時間のうちどのようなタイムスケジュールで進めていくのかは決定しておき
参加するメンバーにも共有しておきましょう。
例として筆者のチームのタイムスケジュールを紹介します。
時間 | 練習内容 |
---|---|
18:00~19:30 | 基礎打ち後、ノックやパターン練習 (18:00~19:00で集まってくる) |
19:30~20:15 | 試合練習 (組み合わせランダムのダブルス) |
20:15~21:00 | フリー (試合やノック、パターン好きなように) |
このようにタイムスケジュールを明確にしておくことで遅れて参加するメンバーも
何時までに行けばよいか、どんな練習ができるかをイメージして練習に参加することができます。
まとめ
いかかでしたでしょうか?
筆者の経験を元に練習チームの立ち上げについて紹介しました。
もちろんすべての自治体やチームに合う内容でない場合もありますが、
概ねこの流れで練習チームの立ち上げをすることができます!
最初の立ち上げは大変ですが、メリットはそれ以上にありますのでぜひ挑戦してみてください。
以下の記事では練習チームの上手な運営方法について説明していますので、ぜひご覧ください!