誰でもできる!バドミントン個人大会の開催方法 企画編

Hoby

バドミントンを日々楽しまれているみなさん。
みなさんは市民大会や個人大会の出場されていると思いますが、
自分たちで開催したいと考えたことはないでしょうか?
今回はバドミントンの個人大会の開催手順について、ご説明します。
個人大会を開催して、近隣のバドミントン界隈を盛り上げていきましょう!
必要な書類のテンプレートも公開していますので、ぜひ確認してみてください。

この記事を読むと分かること
・バドミントン個人大会に使う体育館の探し方
・大会規模の決定方法
・必要な書類とその作成手順
・参加者の募集方法

体育館を探す

大会の開催を決意したら、まず大会を開催する体育館を探しましょう。
体育館の大きさ(コート数)によって開催できる大会の規模が決まります。
探す方法としては自治体の体育館検索サイトを使用しても良いですし、
mintonというバドミントン大会ポータルサイトを使っても良いでしょう。
初めての際は4コートぐらいのサブ体育館を借りるぐらいが良いと思います。

体育館・施設を探す | minton - バドミントンの大会・イベント情報が集まるポータルサイト
minton(ミントン)は、バドミントンプレイヤーのためのポータルサイトです。mintonを利用すれば、条件を指定して自分の出場したい大会を検索したり、スマホやPCから簡単な操作で大会にエントリーすることができます。大会運営者に対しては、大会を運営するうえで必要となるさまざまな管理機能を提供し、円滑な運営を可能にします...

体育館探しの注意点

体育館を探す時は以下のことについて注意しましょう。

  • 大会のようなイベントを開催しても良いか
  • 料金は他の体育館に比べて高すぎないか
  • 参加者のアクセスは悪くないか
  • バドミントンのラインがあるかどうか

参加者のアクセスのしやすさは応募件数に影響します。
最寄り駅が近い場所や駐車場が近くにある体育館を選ぶようにしましょう。
また、体育館の料金も高いと参加費に影響せざるおえないので、できるだけおさえましょう。
バドミントンのラインがない場所は割とあります。
ラインがない場合はラインテープの購入が必要なだけでなく
ラインを引く時間が必要になるので、なるべくラインがすでに引いてある体育館が良いでしょう。

体育館の予約方法

大会を開催するような大きな体育館を全面で借りる時、多くの場合は年間予約で予約します。
1月から2月ごろにかけて次年度の4月~3月のうちどこかを計画的に予約できます。
むしろ、その時でしか予約できません。
詳しくは、狙いを定めた体育館に問い合わせをしてみてください。

開催する規模を決定する

良さそうな体育館が見つかったら、次は大会の規模を決めましょう。
個人大会の場合、リーグ戦の後に決勝トーナメントを行うことが一般的です。

例)使用体育館が4コートのため、1コートに1つのリーグをするイメージで
  1リーグ4チーム 級別4部制 男女混合団体戦
  1チームあたり6人とすると、16チーム×6人=96人規模

体育館の使用できるコート数と使用できる時間から何試合できるかを逆算し
できる試合数から規模を決定するのも良いでしょう。
慣れてくるまでは小規模の大会を開催して徐々に大きくしていきましょう。
集客がかなり大変ですので(人脈が太い場合は別ですが。。)
他の公式大会と日が被ったりして参加者が少なくなることは珍しくありません。
まずは、小規模を繰り返し、リピーターを獲得してから規模を拡大していきましょう

体育館使用上の注意を確認する

体育館に大会をする際の注意事項を確認しておきましょう。
よくある注意事項については以下のような内容です。

  • 体育館のゴミ箱を利用せず、ゴミは持ち帰るように参加者に共有する
  • 体育館の他の施設利用者のために駐車場の利用制限をかける
  • 違法駐車の禁止を伝える

などなどです。
体育館によっ様々なルールがありますので、大会要項の注意書きとして記載しておきましょう。
また、開会式の際に体育館使用上の注意を口頭でも共有しておくようにしましょう。

書類の作成

体育館の予約が取れ、規模も決まり、開催の段取りが決まりましたら
いよいよ参加者を募集しましょう。
参加募集のためにまず大会要項申し込みフォームを作成しましょう。
募集フォームについては必須ではありませんが、作っておくと申し込みがスムーズになります。

大会要項

参加者募集サイトに投稿する際や周辺チームにお知らせする際に必ず必要になります。
ここでは筆者が開催している大会の要項(混合ダブルス)をお見せしますので、
参考にしてみてください!
募集フォームを使用した場合のもので実際はQRコードの画像も張り付けた要項を作成しています。

第〇回 〇〇杯 バドミントン大会 開催要項
1, 主催〇〇
2, 日時 令和 〇〇 年 〇〇 月 〇〇 日
3, 会場 〇〇
4, 種目 混合ダブルス:1,2,3 部
初級者の部(男子、女子、混合ダブルスいずれの組み合わせでもご参加いただけます)
※初級者の部の目安
始めて日が浅い、2割以上の確率で思うように返球できない、
ラリーはできるが決め手がない、たまに空振りあり
但し、参加者数により統合及び階級を変入する場合があります。
7, 競技方法 ブロック別リーグ戦
8, 審判 ブロック内相互審判を基本とするが、試合進行上本部より指名する場合がある。
9, 参加料 1 ペア 4,000 円
参加料は当日受付でお支払いをお願いします。
10, 申込方法 以下の URL の Google フォームよりエントリーをお願いします。
https://forms.gle/XXXXXXXXXXXXX
右の QR コードからも読み込み可能です。
11, 申込期限 令和 〇〇 年 〇〇 月 〇〇 日(〇)までとします。
期限を過ぎたとしても参加に空きがある場合もございますので、
期限を過ぎた場合は以下のメールアドレスまたは、大会関係者にご連絡ください。
メールアドレス:XXXXXXXXX@gmail.com
(注意事項)
➢ 大会保険には加入していませんので、競技中の事故にはくれぐれもご注意ください。
➢ 近隣の住民の方の迷惑になりますので、違法駐車はしないでください。
➢ 大会で持って来られた各自のごみについては各自で持って帰るようにしてください。
➢ 貴重品は各自で管理をお願いします。
➢ 忘れ物に十分ご注意ください。
➢ 申し込み締め切り後のキャンセルはキャンセル代金をいただく場合があります。

他にも市民戦に実際に参加してみるなどして他の大会要項も参考にすると良いと思います。

申し込みフォーム

申し込みフォームを作成しておくと、参加希望者が申し込みの際に必要な情報を
欠けることなく自動送信してもらえるので、非常に便利です。
フォームの作成はGoogleフォームで無料で簡単に作成できますので、こちらを活用してみてください。

Google Forms: オンライン フォーム作成ツール | Google Workspace
Google Forms を使用して、さまざまな質問形式でオンライン フォームやアンケートを作成しましょう。どのデバイスでもリアルタイムで結果を分析できます。

大会に出場するための情報だけでなく、何で大会を知ってもらえたのか、
次会開催の大会情報をメールに送信しても良いかなどの質問欄も用意すると
次の大会の際に集客に使用できるので、用意しておくことをおすすめします。

参加者を募集する

書類が用意出来たら、集客です!
大会の開催で最も大変なところです。一定数の参加者がいないとみすぼらしい感じになるので
ここに一番注力しましょう。
筆者が実際にしているオンラインとローカルの2通りの集客方法について紹介します。

オンラインでの募集

オンラインでの集客場所は主に2つで、バドミントン大会掲示サイトSNSです
バドミントン大会掲示サイトは上でも紹介させていただいた「minton」というサイトと
「みんなのバドミントン情報局」というサイトです。
どちらも掲載自体は無料でしていただけます。mintonでは追加課金でPRもしていただけるようです。
大会の規模からある程度の利益を計算し、問題なければPRいただくのも良いかもしれません。
簡単にでき、1時間もあれば両方に投稿できますので、ぜひ掲示しておきましょう。

minton - バドミントンの大会・イベント情報が集まるポータルサイト
minton(ミントン)は、バドミントンプレイヤーのためのポータルサイトです。mintonを利用すれば、条件を指定して自分の出場したい大会を検索したり、スマホやPCから簡単な操作で大会にエントリーすることができます。大会運営者に対しては、大会を運営するうえで必要となるさまざまな管理機能を提供し、円滑な運営を可能にします...
みんなのバドミントン大会情報局 | みんばど | 全国で開催されるバドミントン大会・バドミントン試合・バドミントン草トーナメント情報サイト
全国で開催されるバドミントン大会・試合・草トーナメントの一覧です。男女各種シングルスやダブルス、ミックス、団体戦といった種目の他、レベル(初心者〜ベテラン)別の大会などもご確認いただけます。皆様が運営されるバドミントン大会掲載も致しますので、ぜひ『みんなのバドミントン情報局』略して『みんばど』をご活用ください。

SNSでの集客は初めての場合はおすすめできません。
SNSは確かに大きな集客が見込めますが、結果が出るまでの前準備がかなり大変です。
そもそもバドミントンの大会はローカルなイベントなので、フォロワーの中で参加できる人は
そう多くはならないでしょう。

ローカルでの募集

ローカルでの募集としては知り合いのチームに大会要項を共有する、体育館の掲示版で
情報を公開してもらう(ちらし等)という感じになります。
ローカルを侮るなかれ!やはり普段その体育館を利用している人や他の大会でその体育館を利用した人
にアプローチすることができるので、そこそこの集客に繋がります!
ローカルなイベントだからこそ紙で広めてみてください!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
思っていたより簡単に大会を開けると思いませんか?
個人大会を開くとその地域のバドミントン関係だけでなく地域活性にも繋がります!
ぜひ皆さんも個人大会の開催に挑戦してみてください。

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